こんにちは!
薬学生の両立合格サポートアドバイザー
なぎです!

「今日は忙しくて全然できなかった」
この言葉、
どのくらいの頻度で
口にしていますか?
週に1回なら、まだいいです。
でも毎日のように
「忙しかった」「疲れてた」
「気分が乗らなかった」という
言葉で一日を
終えているとしたら、
それは忙しさの問題ではなく、
仕組みの問題です。
私が薬剤師国試と国家公務員総合職の
両立をしていたとき、
バイトの翌日、模試の直前、
研究室が忙しい時期。
集中なんてできない日が
何度もありました。
背水の陣のような気持ちで
必死に机に向かっていました。
あの頃は集中力が異常なくらい高かった。
でも、
模試前やテスト勉強の1ヶ月前、
バイトの翌日なんかは、
全く勉強に身が入らなかったんです。
でも
気づいたことがあります。
集中できる日かどうかは、
気合や体調の問題じゃないんです。
どういう環境と仕組みを
作っているかの問題だ。
この記事では、
「今日も集中できなかった」を
「今日も少し進んだ」に
変えるための3つの仕組みを、
なぜ機能するのかの理由ごと書きます。

「忙しい」の正体を、まず分解する
「忙しくて勉強できない」と
感じているとき、
実際に何が起きているか
整理してみます。
パターンA:本当に時間がない日
授業・実習・バイト・研究が重なって、
物理的に勉強時間が確保できない。
パターンB:時間はあるのに、手が動かない日
帰宅してスマホを開いたら
2時間経っていた。
机には向かったけど
何も頭に入らなかった。
薬学生が「忙しい」と
感じる日の多くは、
実はパターンBです。
時間はある。
でも始められない、続けられない。
そしてこのパターンBは、
始め方と環境の設計で
9割解決できます。
ステップ① 「3分だけ」から始める
「やる気が出たら本気でやろう」
と思っている限り、
本気になる日は永遠に来ません。
脳の仕組み上、やる気は
「行動した後」に生まれます。
行動する前にやる気が出るのを
待っていたら、
一生待ち続けることになります。
だから逆にやるんです。
やる気がなくても、
まず3分だけ始める。
私がやっていたのは、
「3分だけやろ」とつぶやいて
タイマーをセットすることです。
問題集を1問解く。
教科書を1ページ開く。
それだけです。
なぜ3分なのかです。
「3分ならできる」という言い訳が
自分の中でなくなるからです。
「今日は疲れてるから」という
声に対して、
「3分だけなら疲れてても関係ない」
と返せるんじゃないですか。
そして実際に3分始めると、
脳のスイッチが入って
気づいたら30分経っています。
これは「作業興奮」と呼ばれる
脳の特性で、
始めることで集中状態に
入りやすくなります。
ポイントは
「3分後にやめてもいい」
と本気で思っておくこと。
「本当は1時間やらないといけない」
という義務感を一旦手放して、
「3分だけ」という許可を
自分に出すんです。
そこから始まります。

ステップ② スマホを「物理的に」遠ざける
集中できない日の原因の9割は、
環境にあります。
意志の力でスマホを
見ないようにしようとしても、
通知が来るたびに気になる。
そんな経験ありますよね?
「少しだけ」と思って開いたら
1時間消えていた。
この繰り返しじゃないですか?
これは意志が弱いのではなく、
スマホのUIが「人を引きつけ続ける」
ように設計されているからです。
意志力vs設計の戦いは、
設計が勝ちます。
だから意志で戦うのを
やめましょう。
代わりに、
環境の設計で解決しましょう。
私がやっていたルールは
一つだけです。
勉強中はスマホを
別の部屋に置くことです。
「見える場所にあるだけで
集中力が下がる」という
研究結果があります。
机の上にあるだけで、
脳の一部が常にスマホを
意識し続けるんです。
だから視界に入らない場所に
置くだけで、集中の質が変わります。
「緊急の連絡が来たらどうする?」
という不安があるなら、
「勉強中は30分おきに確認する」
というルールを決めるだけで十分です。
緊急の連絡が来る頻度と、
スマホを見て失う集中時間を比べれば、
どちらが損か明らかです。
環境を変えれば、
意志力は要りません。
これが最も持続可能な
集中の作り方です。

ステップ③ 「6割できればOK」を本気で採用する
薬学生に多いパターンが、
完璧主義による「始められない」です。
「ちゃんとまとまった時間が
取れないと意味がない」
「どうせ全部終わらないから
今日はやらなくていい」
「完璧な状態で始めないと
効率が悪い」
この思考が、
一番勉強の邪魔をしています。
完璧主義の怖さは、
やらない理由を論理的に
作り出せることです。
「今日は最高の集中状態じゃないから、
やっても意味がない」という理由は、
聞こえはもっともらしいです。
でもその結論は、
「今日もゼロ」です。
6割できれば、
ゼロより圧倒的に良い。
これは妥協ではありません。
現実的な戦略です。
試験は「完璧に準備した人」が
合格するのではなく、
「毎日少しずつ積み上げた人」が
合格します。
10割の出来で1日やるより、
6割の出来で10日続ける方が、
最終的な知識の定着は上です。
私が実際にやっていたのは、
勉強を始める前に
「今日は6割でOK」と
声に出して言うことです。
声に出すことで
脳に許可が出ます。
完璧じゃなくていいという
状態で始めると、
皮肉なことに
集中しやすくなります。
3つを組み合わせると、何が起きるか
この3つのステップを同時に使うと、
こういう変化が起きます。
「今日も疲れて帰ってきた。
全然集中できる気がしない」
→ まずスマホを別の部屋に置く
(ステップ②)
→ 「今日は6割でOK」と声に出す
(ステップ③)
→ 「3分だけやろ」とタイマーをセット
(ステップ①)
この3ステップを始めてから
実際に机に向かうまで、
2分かかりません。
そして3分後に気づくと、
集中しています。
「集中できない日」は消えません。
でも「集中できない日でも
少し動ける日」には変えられます。
その積み重ねが、
試験本番までの差になります。
終わりに
最後に一つだけ言わせてください。
「忙しい」という言葉を使うとき、
実は何かを諦める理由として
使っていることがあります。
「忙しかったから仕方ない」
という言葉は、
自分を傷つけない便利な言葉です。
でも試験は、
忙しかった理由を聞いてくれません。
忙しい中でも
机に向かった3分が積み重なって、
半年後の合格を作ります。
集中力は才能ではなく設計です。
背水の陣の時のような緊張感を、
“仕組み”として再現できれば、
いつでも集中できる。
今日もし「全然集中できない…」と思ったら、
まずは“3分だけ”机に向かってください。
それが、未来の自分への一番の投資になります。

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