こんにちは!
薬学生の両立合格サポートアドバイザー
なぎです!

はじめに|「時間がない」は、落ちる理由にならない
国家公務員総合職の専門試験
と聞いて、
薬学生がこれを受けるとき、
ほぼ全員が同じ不安を持ちます。
「忙しすぎて勉強時間が取れない」
「授業・実習・研究と両立できる気がしない」
薬学生なら誰でも思うことです。
私も、まったく同じでした。
正直に言うと、
時間は全然なかったです。
それでも専門試験を突破できたのは、
「時間を増やしたから」ではありません。
崩れない時間の使い方を、
最初に決めたからです。
この記事では、
私が実際に回していた
平日スケジュールと1か月の設計を、
「なぜそうしたのか」の
理由ごと全部公開します。

大前提:「やらないこと」を決めないと、どんなスケジュールも崩れる
スケジュールの前に、
一番大事な前提を書きます。
私は最初から、
次の3つを決めていました。
① 全科目はやらない
国家公務員総合職の専門試験
(化学・生物・薬学区分)は、
16科目の中から5〜6科目を
選んで解く形式です。
全部やろうとした瞬間に
時間が足りなくなります。
「やる科目」を先に決めることが、
最初の最重要判断です。
② 苦手克服はしない
苦手科目を得意にするには
膨大な時間がかかります。
1か月という短期間で
その時間はありません。
苦手は「最低限の得点で割り切る」か
「完全に捨てる」か、
どちらかです。
ちなみに私は、
物理化学や薬化学が苦手なので
一切手を付けませんでした。
薬学の知識で必要な学問ですが、
この場合においては、
手を付ける必要はありません。
③ 教科書は戻るために使う
教科書を読み込んでから
問題を解こうとすると、
インプットに
時間がかかりすぎます。
過去問を解いてから、
分からなかった部分だけ
教科書に戻る。
この順番が1か月という
短期間での正解です。
この前提があったから、
1日2〜3時間でも
迷わず進めました。
この3つが決まっていない状態で
スケジュールを組んでも、
最初の崩れた日に
全部やり直しになります。
先に「やらないこと」を決めること
これがスケジュール設計の出発点です。
平日1日の時間設計
平日の勉強時間は、
最大でも2〜3時間と決めていました。
「もっとやればよかったのでは?」
と思うかもしれません。
でも理由は明確です。
これ以上やると睡眠時間が削れ、
翌日以降に必ず影響が出るからです。
1日4時間やって翌日ゼロになるより、
毎日2時間を30日続ける方が、
最終的な積み上げは
圧倒的に大きいんです。
【朝】30分|「復習だけ」の理由
6:30〜7:00
この30分は、
前日に解いた過去問を
見返すだけです。
なぜか。
朝は
脳が覚醒しきっていない状態で、
新しい情報を入れる効率が
悪いからです。
一方で
「昨日解いた問題を思い出す」作業は、
睡眠中に記憶が整理された状態で
行われるため、
定着率が上がります。
具体的にやることは
この4つだけです。
・間違えた問題を見る
・教科書の図解を頭の中で思い出す
・解説を読み直す。
・そして新しい問題は絶対に解かない。
「思い出す」だけの30分が、
夜に解いた問題を
翌日に定着させる橋渡しになります。
朝は「思い出す」だけで十分です。
【昼】スキマ時間|「無理にやらない」の理由
昼休みや移動時間は、
「見れたらラッキー、見れなくてもOK」
と決めていました。
理由は、
中途半端にやると
「やった気」だけ残るからです。
10分の隙間で過去問を解いても、
解説まで読む時間がなければ
理解が中途半端になる。
むしろその10分を
完全に休息に使った方が、
夜のメイン勉強の質が上がります。
昼のスキマ時間を
「勉強時間として必ず
確保しなければならない時間」と
捉えないことが、
崩れないスケジュールの秘訣です。
【夜】90〜120分|メインの時間設計
20:00〜23:00(最大3時間)
ここが勝負です。
ただし、ルールは明確に
決めていました。
- 1日2科目まで
- 1科目45〜60分
- 過去問ベース
- 23時に強制終了
「2科目まで」という制限は
重要です。
3科目以上やろうとすると、
1科目あたりの集中度が
下がります。
少ない科目を深く理解する方が、
広く浅くやるより記憶に残ります。
「23時になったら終了」の
ルールも同様に重要です。
「あと少しだけ」という感覚で
続けると、
睡眠時間が削れて
翌日に影響します。
時間を決めて止めることが、
翌日の朝の復習の質を守ります。
例:有機+生化の日
20:00〜21:00|有機化学
過去問を解き、
選択肢を1つずつ確認して
「なぜ違うか」を言葉にする。22:00以降は翌日の準備と翌朝の復習ページを確認して終了。
21:00〜22:00|生化学
代謝経路の問題を解き、
流れを自分の言葉で説明できるか
確認する。
22:00以降は
翌日の準備と翌朝の
復習ページを確認。
23時になったら、
途中でも必ず終了。

平日5日間の回し方(例)
毎日同じ科目をやるのではなく、
科目を日ごとに変えることが
崩れなかった理由の一つです。
- 月曜:有機化学+生化学
- 火曜:薬理(1科目でもOK)
- 水曜:有機+分析
- 木曜:生化+薬剤
- 金曜:物理化学 or 教養試験対策
できなかった日は、
追いかけません。
「昨日できなかった分を今日やろう」
という発想が、
スケジュールを崩す
最大の原因です。
できなかった日の分は捨てて、
今日やるべきことだけをやる。
この割り切りが、
30日間崩れなかった理由です。
1か月の設計|4週間の役割分担
ここからは、
1か月単位で何をやったか
実体験ベースで
伝えていきます。
【Week1】選別の週—「やる・やらない」を決める
この週の目標は、
理解ではなく「判断」です。
16科目の過去問をざっと見て、
「取れそうな科目」と
「時間をかけても無理そうな科目」
を分類します。
この選別ができるかどうかが、
残り3週間の効率を決めます。
専門試験は16科目の中から
5〜6科目を選んで回答する形式です。
全部やろうとするのではなく、
「自分が勝てる科目5〜6科目」を
週1の段階で決めてしまう。
この決断の速さが、
短期合格の鍵です。
【Week2】得点源を作る週—「自信のある科目」を一つ作る
選別した科目の中から、
最も自信のある科目の
過去問を2〜3年分解きます。
「同じミスを繰り返さない」
ことだけを意識する。
間違えた問題は
翌朝の復習に回す。
「このジャンルなら確実に取れる」
という手応えが一科目でも生まれると、
本番でのメンタルが
大きく変わります。
私が選択した生物・薬理は、
図解を理解して
「頭の中で言語化できるまでやり切る」
ことを目標にします。
国試の勉強で培った
「説明できる理解」が
ここで直接活きます。
【Week3】限定的に調整する週—「致命傷だけ」を防ぐ
Week2で得点源ができたら、
Week3では「弱点の補強」を
少しだけします。
ただし、範囲は広げません。
- 物理化学:エネルギー分野だけ
- 分析化学:HPLC・NMRだけ
- 薬剤学:ADME・計算だけ
「全部やらなくていい」という判断をここでも続けます。自分のできる範囲を徹底的に深く突き詰めることが、広く浅くやるより得点につながります。
【Week4】確認と捨ての週
目標:本番用に整える
- 今までの問題を見返す
- 迷う問題は捨てる
- 新しいことはやらない
☞自分の得意なことを
しっかり伸ばす最後の期間です!
このスケジュールで意識していたこと
- 勉強時間より「迷わない」
- 完璧より「本番で取れる」
- できない日は責めない
専門試験は、
頑張り続けた人が勝つ試験ではありません。
崩れずに回し続けた人が残る試験です。

最後に|このスケジュールは「型」でいい
このスケジュールは、
私専用の完璧な正解ではありません。
でも、
- 忙しい
- 薬学生
- 短期決戦
- 落ちたくない
この条件なら、
かなり再現性は高いと思っています。
私は、あなたの挑戦に並走します
あなたは1人ではありません。
薬学生の進路の悩みは、
誰もが経験します。
だからこそ私は、
同じ道を歩いてきた者として、
あなたの挑戦に寄り添い、
灯りを照らしたいと思っています。
あなたが納得できる進路を選べるように、
私はこれからも並走し続けます。
一緒に、未来を掴みに行きましょう。
あなたの挑戦は、
必ず力になります。
あなたの未来には、
大きな可能性が広がっています。
ではまた、ふとした瞬間に。
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