こんにちは。
薬学生の両立合格サポートアドバイザー
なぎです!

今更ですが、
国家公務員総合職試験の
試験内容や問題数って
確認してますか?
私は専門試験の内容ばかりに
気をとられていて、
基礎能力試験の内容を
2週間前まで
全然確認していませんでした。
前回の記事では、
公務員試験で一番の敵は
「全部やらないといけない」
という完璧主義である
という話を書きました。
公務員試験はとにかく科目数が多いです。
・数的処理
・判断推理
・文章理解
・時事問題
これを見たとき、最初に思ったのは
「これ全部やるの無理やん」
ということでした。
そして実際、多くの人がここで
「自分には無理かも」
と思ってしまうんじゃないかと
思っています。
私も最初はそうでした。

でも過去問を解いたとき、
一つの考えが浮かびました。
それが
「全部やる必要あるん?」
という疑問です。
もちろん、勉強は必要です。
でも
全部の科目を完璧にする
必要があるのか?
と言われると、
少し違う気がしました。
「捨てていいよ」と
言われても、
「でもこの科目が出たらどうしよう」
という不安が出てくる。
それが「捨てる」という判断を
難しくしている正体です。
この記事では、
私が1か月前から動き始めて
最終合格できた
「捨て方の基準」と、
薬学生だからこそ持っている
「絶対に捨てなくていい武器」
を全部書きます。

「捨てる」という判断が難しい理由
「捨てる科目を決める」
という話をすると、
多くの人が難しく感じます。
理由は一つです。
「捨てた科目が出たらどうしよう」
という恐怖が先に立つからです。
この恐怖の正体は
「捨てる=その問題を0点にする」
という思い込みです。
でも実際には違います。
捨てる科目が出ても、
運良く解ける問題があれば取れます。
捨てる科目を
「考えない」のではなく
「深く勉強しない」
だけです。
本番で見て「これなら分かる」
と思えたら解けばいい。
本番で見て「やっぱり分からない」
なら、時間を使わず次に進む。
その「見切りの速さ」こそが、
捨て科目の正しい使い方です。

捨てる科目を決める「3つの基準」
私が捨てる科目を決めるときに
使った基準はシンプルです。
基準① 1点取るための勉強時間が長い科目
科目を選ぶとき、
「好き・嫌い」ではなく
「コスパ」で考えます。
「この科目で1点取るために
何時間かかるか」
を直感でいいので
考えてみてください。
例えば社会系
(政治・経済・地理・歴史)は、
範囲が広すぎて
1点取るために必要な
勉強量が多い。
一方で数的処理は、
解法パターン10個を
覚えれば5〜6点取れる
可能性がある。
同じ勉強時間で取れる点数が
多い科目に集中する。
少ない科目は捨てる。
この基準だけで、
科目の優先順位が
自然に決まります。
基準② 過去問を見て「1問も解ける気がしない」科目
過去問を実際に開いて、
3問読んでみてください。
「難しいけど、
少し考えたら解けそう」
という科目は残す。
「見ても何を問われているか
分からない」
「どこから手をつければいいか
全く見えない」という科目は捨てる。
この判断は感覚で十分です。
論理的に分析しなくていい。
「自分の直感が無理と言う科目」は、
1か月という限られた時間では
間に合いません。
基準③ 薬学の勉強と全く重ならない科目
これが薬学生にとって
最重要の基準です。
国家公務員総合職
(化学・生物・薬学区分)の専門科目は、
薬剤師国試の出題範囲
と大きく重なっています。
生化学・薬理・物理化学・分析化学など
これらは6年間積み上げてきた知識です。
逆に
「薬学の勉強と全く重ならない科目」は、
ゼロから始める
必要があります。
この差は圧倒的です。
「薬学と重なる科目=残す」
「薬学と重ならない科目
=捨てるか最小限」
という基準で仕分けるだけで、
1か月の勉強計画が
一気に整理されます。

私が実際に「残した科目」と「捨てた科目」
教養試験
残した科目:数的処理・文章理解・時事問題(最小限)
数的処理と文章理解は、
解法パターンを覚えれば
短期間で点数になる科目です。
この2つだけに絞りました。
時事問題はニュースアプリを
毎朝5分見るだけ。
英語は文章理解の延長として
過去問を数問解くだけです。
捨てた科目:社会系全般(政治・経済・地理・歴史・倫理)
範囲が広すぎて1か月では
間に合わないと判断して、
完全に捨てました。
本番でも
「見て分かるものだけ取る」
という割り切りで臨みました。
専門試験
残した科目:生化学・薬理・物理化学・分析化学
国試の勉強と直結する
この4科目を選びました。
新しいことを覚える
必要がほとんどない。
「国試の知識を公務員試験でも
使える形に変換する」だけで戦えます。
捨てた科目:有機化学(一部)
反応機構の深い部分は
捨てました。
基礎的な問題は取れる
可能性があるので
完全放棄ではありませんが、
深く勉強する時間はないと
判断しました。

薬学生だけが持つ「捨てなくていい武器」
ここで改めて、
薬学生固有のアドバンテージを
整理させてください。
国家公務員総合職の
専門試験(薬学区分)で問われる
生化学・薬理の問題は、
薬剤師国試の問題と比べると
「より記述的・応用的」ですが、
ベースになる知識は同じです。
つまり、国試の勉強を
していればいるほど、
専門試験では有利に戦えます。
「国試の勉強が
公務員対策になっている」
という感覚が持てると、
「公務員試験のために
別で勉強する時間」が
ほぼ不要になります。
国試の過去問を解きながら
「これ、公務員試験でどう問われるか?」
という視点を一枚加えるだけ。
これだけで両立が成立します。
この事実を知っているか
どうかだけで、
「無理」と「やれるかもしれない」
の感覚が全然違います。

「捨てる」という決断が、最初の前進になる
まとめます。
「全部やらない」という戦略は、
怠けているのではありません。
限られた時間の中で、
自分が戦える場所を
最大化する合理的な判断です。
捨てる科目を一つ決めるだけで、
残りの科目への集中力が上がります。
「これはやらなくていい」という
境界線が生まれると、
「これだけやればいい」という
安心感が生まれます。
その安心感が、
机に向かい続けられる
原動力になります。
今日できることは一つだけです。
教養試験の科目一覧を見て、
「捨てる科目を2つだけ決めてください」。
社会系を2つ選んで
「これは取れなくていい」と決める。
それだけでいい。
完璧な計画は要りません。
まず一つの科目に
「やらない」という許可を出すことが、
この試験で動き始める
最初の一歩です。

「じゃあ実際に、
どの問題を取ればいいのか?」
一次試験1ヶ月前の私が、
過去問を見ながら気づいた
「意外と狙える問題」について、
もう少し具体的に書いてみようと思います。
ではまた、ふとした瞬間に。
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