こんにちは。
薬学生の両立合格サポートアドバイザー
なぎです!

「薬剤師国試と国家公務員総合職を
両立するなんて、無理に決まってる」
私の周りにも、
そう言う人がたくさんいました。
正直、自分でも
そう思っていた時期がありました。
でも、実際に両方合格してみて
分かったことがあります。
両立が「無理」に見えるのは、
2つの試験を別々のものとして考えているからです。
国家公務員試験と薬剤師国家試験。
どちらも難関ですが、
準備のタイムラインを工夫すれば、
両立は十分可能です。
ポイントは
「公務員試験の対策=薬剤師国試の対策」
という事実。
実は、国家公務員総合職(薬学区分)の
専門科目で問われる知識と、
薬剤師国家試験で問われる知識は、
大部分が重なっています。
つまり、正しい順番でやれば、
1つの勉強が2つの試験に効く。
この事実に気づいた瞬間、
「どちらかを諦める」という
選択肢が消えました。
この記事では、私が実際に使った
「公務員試験2月〜5月・国試6月〜2月」
の全ロードマップを、
月ごとに具体的に書きます。
「何から手をつければいいか分からない」
という人は、
このまま読み進めてください。

まず前提として:この戦略が成立する理由
ロードマップの前に、
一つだけ知っておいてほしいこと
があります。
国家公務員総合職(院卒・化学/生物/薬学区分)
の専門科目は、
生化学・薬理・分析化学・有機化学など
が中心です。
薬剤師国試でも、
これらは当然カバーされます。
つまり
「国試の勉強=公務員試験の専門科目対策」
が成立するのです。
違うのは、
アウトプットの形式だけ。
国試は「選ぶ」試験、
公務員の二次試験は「説明する」試験。
同じ知識を、
書ける形に変換する練習が
必要なだけです。
この前提を頭に入れてから、
以下のロードマップを読んでください。
公務員試験ロードマップ(2月〜5月)
2月:一次試験対策(この時期の国試勉強がそのまま使える)
公務員試験の一次試験は、
教養試験(数的処理・文章理解・時事)と
専門試験(物理・化学・生物・薬学)
で構成されます。
この時期にやること:
- 専門科目(薬学系)は、
国試の参考書をそのまま使います。
新しいテキストは不要です。
得意科目を5〜6科目に絞り込み、
過去問3年分を解いて傾向を
つかむことだけに集中します。 - 教養試験(数的処理・文章理解)は、
薬学の勉強と完全に別物です。
ここだけは別途対策が必要。
とはいえ新しい参考書を買う必要はなく、
過去問3年分を繰り返すだけで十分です。
数的処理は解法パターンを
体で覚えるまで同じ問題を反復する。
文章理解は毎日1問解くだけで
感覚が養われます。 - この時期の最大のポイントは、
「全科目を完璧にしようとしない」こと。
得意科目で安定して
点数を稼ぐ戦略で十分です。
苦手科目を全部やろうとすると、
どちらの試験も中途半端になります。
3月:二次試験対策(記述の書き方だけ変える)
公務員試験の二次試験(専門記述)は、
国試の知識をそのまま使えます。
ただし「書き方」の練習が必要です。
この時期にやること:
- 得意科目を2科目に絞り、
記述練習を徹底します。
私は生化学と薬理で
勝負しようと思っていたので、
国試で覚えた薬理・生化学の内容を
「3行で説明する」練習を毎日1問。
ノートに書いて、声に出して読み直す。
これだけです。 - 記述で特に重要なのが、
生化学の反応経路・酵素・
フィードバック機構の整理です。
「解糖系の律速酵素はホスホフルクトキナーゼ」
「TCA回路はミトコンドリアで起こる」
という知識を
「なぜそうなるのか」を含めて
説明できる状態にしておく。
これが国試勉強との最大の違いです。 - また、計算問題はパターン化が鉄則。
同じ形式の問題を繰り返し解いて、
解法を体に染み込ませます。 - 完璧な答案を目指さないこと。
採点官が見ているのは
知識の網羅性ではなく、
薬学の専門知識を論理的に
言語化できるかどうかです。
「合格点が取れる答案」で十分です。
4月:面接・GD対策+国試への布石を打つ
一次試験が終わったら、
即座に二次試験(面接・グループディスカッション)
の準備に移ります。
この時期にやること:
- 面接では
面接カードに書かれた内容を
掘り下げられます。
それに対して、
自分の言葉で答えられることが
必須です。
私が使っていたのは、
学生時代の経験を、
「社会的貢献(アルバイト)」
「学業(実務実習)」
「資格取得(MOS)」
の3軸で整理する方法です。
この3軸で整理しておくと、
どんな質問にも応用して答えられます。 - GD(グループディスカッション)は、
大学の就活支援室や友人と
練習するのが一番です。
「論理的に話す」
「相手の意見を受けてから発言する」
という2点を意識するだけで、
格段に質が上がります。 - 並行して、薬ゼミ講義に参加し始め、
領域別問題集に着手します。
4〜5月は公務員試験との
並走期間ですが、
ここで国試の布石を打っておくことで、
公務員試験終了後にスムーズに
国試モードへ移行できます。
5月:公務員試験の最終調整+国試の土台を作る
国家公務員総合職試験
最終局面の月です。
やることは一つ:
体調を万全に整えること。
知識の最終調整よりも、
生活リズムを本番に合わせることを
最優先にします。
新しい問題には手を出さない。
得意科目の確認だけに集中する。
この判断ができるかどうかが、
本番のパフォーマンスを
大きく左右します。
並行して、薬ゼミ講義と領域別問題集は
継続します。
「公務員試験が終わってから
国試を本格的に始める」という人が多い中、
この2か月で差をつけられます。

薬剤師国家試験ロードマップ(8月〜2月)
6〜7月:卒論優先と基礎固めの並走期間
この時期は無理をしない。
卒論を最優先にしながら、
過去問3年分を1周できれば十分です。
「もっとやらないと間に合わない」
という焦りが出やすい時期ですが、
ここで無理をすると
秋以降に燃え尽きます。
公務員試験で積み上げた
生化学・薬理の知識が
まだ頭に残っているうちに、
過去問で「どのレベルの問題が出るか」
をざっくり把握するだけでOKです。
8月:物化生+必須問題を固める
公務員試験でやり込んだ
生化学・化学の知識を引き継ぎ、
物理・化学・生物を総復習します。
必須問題(5年分×3周)を徹底します。
必須問題は全問正解が目標です。
ここで取りこぼすと
合格ラインに届きません。
理論・実践問題にも着手し始めます。
9月:全体把握と統一模試
全345問を本試験形式で
解く演習を行います。
統一模試を活用して実力を測定し、
弱点を洗い出します。
ここで大事なのは
「点数に一喜一憂しないこと」。
模試は点数を測るためではなく、
弱点を見つけるためのツールです。
結果よりも
「どこで間違えたか・なぜ間違えたか」
の分析に時間を使います。
10〜11月:演習継続・弱点を潰す
模試の分析を元に弱点補強を進めます。
領域別問題集と理論問題を解き込み、
苦手科目の得点を底上げします。
この時期に新しい参考書を
買い足したくなりますが、
絶対にやめてください。
手元にある教材を使い倒すことに
集中します。
12月:暗記から「理解」へシフトする
衛生・薬理・法規などの暗記科目を
「流れで理解する」学習に切り替えます。
「なぜこの薬がこの疾患に効くのか」
「なぜこの基準値が設定されているのか」
という因果関係を理解することで、
初見の問題にも対応できる力
が生まれます。
この切り替えができた人と
できなかった人で、
1月以降の伸びが大きく変わります。
1月:過去問7年分・徹底演習
過去問7年分を徹底的に演習します。
時間配分を意識した模試形式で
練習することで、
本番の時間感覚を
体に染み込ませます。
新しい問題には一切手を出さない。
やることは「今まで解いた問題を、
確実に解ける状態にすること」だけです。
2月:本番期
得点源科目を磨き上げ、
自信を持って試験に臨みます。
新しい教材は一切開かない。
前日に詰め込まない。
当日は得意科目から解いて、
まず「自分は解ける」という感覚を
作ってから難問に向かう。
これだけを意識します。

| 月 | 公務員試験 | 薬剤師試験 |
|---|---|---|
| 2月 | 一次試験対策:得意科目5〜6絞り込み/過去問3年分/基礎能力試験対策3年分 | (得意科目のインプット・アウトプット:物化生の必須問題) |
| 3月 | 二次試験対策:記述練習/反応経路・計算整理 | (公務員試験と同様:記述練習・理解整理) |
| 4月 | 面接・GD対策/領域別問題集・薬ゼミ講義参加 | 領域別問題集開始 (苦手科目中心) |
| 5月 | 本番期:体調管理 | 領域別問題集継続 |
| 6〜7月 | ― | 卒論仕上げ+過去問5年分1周 |
| 8月 | ― | 物化生総復習+必須問題演習 |
| 9月 | ― | 全345問演習/統一模試 |
| 10〜11月 | ― | 演習継続・弱点補強 |
| 12月 | ― | 暗記科目を理解型へシフト |
| 1月 | ― | 過去問7年分徹底演習 |
| 2月 | ― | 本番期:総復習・体調管理 |
まとめ

「両立できる人」と「できない人」の本当の差
ロードマップを読んで
「これなら自分でもできそう」と思った人と、
「やっぱり無理だ」と思った人、
両方いると思います。
正直に言います。
差は能力ではなく、
「今日始めるかどうか」だけです。
両立できなかった人を見ていると、
共通点があります。
「もう少し準備してから始めよう」
と言い続けて、
気づいたら試験2週間前になっていた。
やると決めるタイミングが遅かっただけで、
能力の問題ではありませんでした。
このロードマップは、
今日から動き始めた人のためのものです。
完璧に実行できなくていい。
6割できれば十分です。
「両立なんて無理」という思い込みを、
今日捨ててください。
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薬剤師国家試験および
国家公務員総合職試験合格まで
しっかりとサポートします!
私がみなさんを
合格に導きます!
ではまた、ふとした瞬間に。
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