こんにちは。
薬学生の両立合格サポートアドバイザー
なぎです!

「実習・研究・国試・就活。
全部が同時に押し寄せてきて、
何から手をつければいいか分からない」
これ、薬学生なら誰でも
一度は感じる感覚です。
何を優先すべきか分からないまま、
焦りだけが積み重なっていく息苦しさ。
薬学生の就活って、
本当に大変ですよね。
全部が同時に押し寄せてくるから、
「何から手をつければいいの?」
「自分だけ取り残されてる気がする」
そんな不安を抱えるのは、
まったく普通のことです。
私も5年生の頃、
同じように迷っていました。
でも今、振り返って
確信していることがあります。
迷うのは情報が
足りないからではなく、
正しい順番が
見えていないからです。
国家公務員総合職に最終合格し、
病院内定とのW合格ができたのは、
特別な能力があったから
ではありません。
「何をいつやるか」の
順番を決めて、
その通りに動いただけです。
この記事では、
忙しい薬学生でも迷わず進める
「戦略的な就活・勉強の進め方」を、
私がたどった1年間の
リアルなタイムラインに基づき、
「なぜその時期にそれをやったのか」
の理由ごと全部話します。
薬学生の就活が「難しく感じる」構造的な理由
まず知っておいてほしいのは、
薬学生の就活が難しいのは
あなたのせいではないということです。
他学部と違い、
薬学生のスケジュールには
構造的な難しさがあります。
- 長期実習ががっつり食い込む
- 国試のプレッシャーがある
- 病院・薬局・企業・行政
選択肢が多すぎる - 早期選考が実習と重なりやすい
これだけの条件が重なれば、
迷わないほうが不自然です。
正しい情報と順番を知りさえすれば、
状況は一気に整理されます。
私の1年間のタイムラインを、
そのための地図として使ってください。

【5年生・春】実習の合間に「動いてみる」だけでいい
ここからは、私が辿った道を
そのままお伝えします。
この流れを知るだけでも、
就活の全体像が一気にクリアになります。
5年生の春、
私がやったのはシンプルです。
「完璧な準備ができてから動こう」
という発想を捨てて、
まず説明会やイベントに
参加してみることでした。
この時期に動くことには、
もう一つメリットがあります。
製薬企業や
薬局の説明会・イベントに参加すると、
国試にも使える教材や問題集を
無料でもらえることがあります。
就活のための行動が、
そのまま国試対策の収穫になります。
この時期に動かないのは、
情報面でも教材面でも損です。
ちなみに、私は説明会でもらった
「薬が見える」シリーズで
薬理の2次試験対策をしました。
これで実際合格しています。
就活の目的を
「内定をもらうこと」に置かず、
「自己分析と業界理解を進めること」
に置いておくことが重要です。
この春の動きが、
後の就活速度を大きく左右します。
今の時期に動けていない人は、
説明会の予約1件だけ入れてください。
それだけで十分です。
【5年生・夏】インターンを「乱れ打ち」した理由
夏、私は自分の興味が
まだ定まっていませんでした。
病院・薬局・製薬企業・CROと、
方向性が全く絞れていませんでした。
だから逆に、
とにかく広く参加しました。
インターンに複数参加して、
それぞれの業界の「空気感」を
体で感じるんです。
「自分はここでは働けないな」
という感覚も、
立派な自己分析です。
この時期の「乱れ打ち」には、
もう一つ重要な意味があります。
インターンや説明会での
対話経験が、
後の公務員面接の
「話す力」の土台になりました。
「失敗の乗り越え方」
「課題への向き合い方」
「チームでの役割」
これらのエピソードは、
就活の中で自然に磨かれていきます。
公務員面接では、
「あなたはどう考え、
どう行動してきたか」
を問われますが、
就活で積み上げた対話経験が、
そのまま公務員面接の武器になります。
【5年生・冬】薬局の面接で「話す力」を実戦で鍛えた
興味の方向が
「薬剤師免許を活かしたい」に
絞られてきた冬、
薬局の面接を2社受けました。
この時期の面接経験が、
予想以上に大きな効果を
もたらしました。
薬局の面接で話した、
「実習での経験・なぜ薬剤師を目指したのか
・チームでどう動いたか」という内容は、
4か月後の公務員面接で
ほぼそのまま使えました。
「就活の面接練習と公務員面接対策を、
同時にやっていた」ことになります。
これにより、
公務員面接の準備に時間を
ほとんどかけずに済み、
筆記対策に集中できました。
就活を「国試との並立が大変なもの」
と捉えるのではなく、
「公務員面接の練習も同時にできるもの」
と捉え直すだけで、
同じ行動の価値が変わります。

【5年生・1月30日】最大の転機|「今からでも間に合わす」と決意した瞬間
就活が落ち着いてきた1月、
ふと国家公務員総合職の
存在を知りました。
正直、最初の感想は
「え、今からいける?」
でした。
でも調べてみると、
薬学区分の出題範囲は、
国試と大きく重なっていることが
分かりました。
新しい科目をゼロから始める
必要はありません。
有機化学・生化学・薬理など。
これは薬学生が
6年間かけて勉強してきた知識です。
薬学生には、
この試験で戦える
アドバンテージがあるんです。
この事実を知った瞬間に、
「今から合格までの3か月、
本気でやってみよう」と決めました。
【2〜4月】研究×国試×公務員試験の三刀流|最強の戦略は「無理をしない」こと
周りの友人は
研究中心で、合間に国試勉強。
私はというと、
研究を続けつつ
公務員試験と国試をどちらも
少しずつ積み上げる
という進め方でした。
実際にやってみて分かったのは、
「国試勉強の延長線に
公務員対策を重ねるだけ」で成立する
ということです。
ただ、限られた時間の中で
「今日どれをやれば一番前に進めるか」
を丁寧に判断しながら
積み重ねていました。
生活を大きく変えたわけ
ではありません。
勉強のベースは
常に国試対策でした。
公務員総合職対策として、
「別の新しい勉強」を
始めたのではなく
国試の勉強をしながら
「公務員試験ではどう問われるか」
という視点を一枚重ねただけです。
具体的には、
国試の過去問を解いた後に
公務員試験の過去問を
同じ科目で1〜2問解く。
「この知識は公務員試験では
記述でどう問われるか」を
意識しながら国試の勉強をする。
それだけです。
この「日常を大きく変えない」
という姿勢が、
4か月後の合格の
土台になりました。
無理をして燃え尽きることなく、
最後まで走り続けられたからです。

【4月】病院内定で「安心」が勉強効率を上げた
4月に病院就職の
内定が出ました。
この内定が持つ意味は、
「就職先が決まった」という
事実以上のものがありました。
「国家公務員試験で落ちても大丈夫」
という安心感が生まれたことです。
「失敗しても大丈夫」
という状態は、
勉強の効率を大きく上げます。
背水の陣の状態で
追い詰められた方が集中できる、
という人もいます。
でも私の場合は逆でした。
「落ちても大丈夫」という
余裕があったことで、
試験本番でも緊張が薄れて、
普段通りのパフォーマンスが出せました。
可能であれば、
公務員試験の前に一つだけ
「安心できる選択肢」を確保しておく
ことも大事だと私は思います。
就職先でなくても、
「ここまで準備した」という事実が
安心になることもあります。
私にとっての「安心材料」が
「病院就職の内定」でしたが、
「安心材料」は人それぞれです。
国家公務員総合職試験は、
ノーリスク・ハイリターンです。
これしかないと思う人も
いるかもしれませんが、
落ちたからといって
死ぬわけではありません。
でも後悔したくないと思うなら、
死ぬ気で走切ってください。
【5月】国家公務員総合職 最終合格|奇跡で「勝ち取った」ではなく「積み重ねてたどり着いた」軌跡でつかむ
2025年5月31日、
最終合格の通知が来ました。
「劇的な逆転」という感覚は
ありませんでした。
日常を大きく変えずに
続けてきた積み重ねが、
ちょうど実を結んだ瞬間、
という感覚の方が近いです。
無理をしすぎたわけでも、
何かを極端に削ったわけでもない。
その時の自分にできる範囲で、
一歩ずつ積み重ねてきた結果として
たどり着いた合格でした。

「3か月で合格できた」3つの理由
振り返って、
なぜ3か月という短期間で
合格できたのかを整理します。
① 就活の序盤で「面接の基礎力」を作っていたから
インターンや薬局面接で積み上げた
「話す力・経験を整理して伝える力」が、
公務員面接で
そのまま機能しました。
就活を「国試と別のもの」
ではなく、
「公務員面接対策の一部」として
活用できたことで、
面接準備の時間を
ほぼゼロにできました。
② 勉強は「薬学生が勝てる科目」だけに絞ったから
全科目を完璧にしようとせず、
国試と重なる生化学・薬理に
絞って深く理解することに集中しました。
広く浅くではなく、
得意科目で確実に
得点する戦略が機能しました。
③ 内定でメンタルを安定させてから集中したから
「落ちても大丈夫」という安心感が、
試験本番でのパフォーマンスを
最大化しました。
緊張より「面接官に伝えたいことがある」
という気持ちが勝てたのは、
この安心があったからです。
公務員×病院の両立は、本当に可能なの?
結論:可能です。
ただし、順番が命です。
- まず就活の“基礎力”を作る
- 病院を受けて内定でメンタルを固める
- 最後に公務員対策に集中する
- どれも極端に捨てない
これで十分、“同時攻略”ができます。
迷い続けるあなたへ伝えたいこと
1月に進路を変えた私が、
5月に合格できました。
あなたはこの記事を読んで、
私より早くこの情報を知っています。
焦らなくていい。
でも今日、一つだけ動いてください。
進路に迷うのは、普通です。
むしろ、
迷えるほど真剣ってことです。
挑戦は、
いつからでも間に合います。
難しいことは要りません。
✓ 説明会の予約を1件入れる。
✓ 自己分析を15分だけやってみる。
✓ 公務員試験の科目一覧を調べる。
何でもいいんです。
「完璧な準備ができてから動く」
のではなく、
「動きながら準備する」ことが、
薬学生の就活における唯一の正解です。

最後に:私は、あなたの挑戦に並走します
あなたは1人ではありません。
薬学生の進路の悩みは、
誰もが経験します。
だからこそ私は、
同じ道を歩いてきた者として、
あなたの挑戦に寄り添い、
灯りを照らしたいと思っています。
あなたが納得できる進路を選べるように、
私はこれからも並走し続けます。
一緒に、未来を掴みに行きましょう。
あなたの挑戦は、
必ず力になります。
あなたの未来には、
大きな可能性が広がっています。
ではまた、ふとした瞬間に。













































